フリーランスになったらすぐ稼げるの?最初の1ヶ月ってどんな感じ?
正直に言うと、1ヶ月目の収入はほぼゼロでした。そのリアルをお伝えしますね
フリーランスに興味はあるけど、「実際のところどうなの?」と気になっている方は多いと思います。キラキラした成功談はSNSでよく見かけますが、最初の1ヶ月のリアルを正直に書いている人は意外と少ないんですよね。
僕は工場勤務17年を経て、37歳でWeb制作フリーランスになりました。この記事では、フリーランス1ヶ月目の収入、やっていたこと、不安だったこと、良かったこと、キツかったことを包み隠さずお伝えします。これから独立を考えている方の参考になれば嬉しいです。
- フリーランスになりたいけど最初の収入が不安な人
- 独立1ヶ月目のリアルな生活を知りたい人
- 会社を辞める前にフリーランスの実態を把握しておきたい人
- 工場勤務やサラリーマンからフリーランスへの転身を考えている人
フリーランス1ヶ月目の収入【ほぼゼロでした】
いきなり厳しい話ですが、フリーランス1ヶ月目の収入はほぼゼロでした。実務としては1〜2万円くらいの案件があった程度で、生活費を賄えるレベルには全然届いていません。
じゃあどうやって生活していたかというと、失業保険です。会社を辞める前に手続きをしていたので、失業保険の給付で当面の生活費を賄っていました。正直、この存在がなかったらかなり精神的にキツかったと思います。フリーランスになることを考えている方は、辞める前に失業保険の受給条件を確認しておくことを強くおすすめします。
フリーランスの1ヶ月目って、まだ案件のパイプラインができていない状態なんですよね。営業して、面談して、見積もり出して、受注して、納品して、請求して…。この一連の流れが回り始めるまでには、どうしても時間がかかります。「フリーランスになったらすぐ稼げる」と思っていると、現実とのギャップにやられるかもしれません。
1ヶ月目に実際にやっていたこと
収入はほぼゼロでしたが、やることはたくさんありました。この時期にどれだけ種を蒔けるかが、2ヶ月目以降の結果に直結すると今では感じています。
ポートフォリオを整える
まず取り組んだのがポートフォリオの整備です。学習中に作ったサイトをブラッシュアップしたり、新しい実績を追加したり。営業するにしても、見せるものがないと始まらないので、ここにかなり時間を使いました。WordPressで作ったポートフォリオサイトを「自分の名刺代わり」にするイメージです。
既存のお客さんにフリーランスになったことを伝える
副業時代にお世話になったクライアントに、フリーランスとして独立したことを報告しました。「今後はフルタイムで対応できるようになりました」と伝えることで、新しい案件の相談をいただけることもあります。過去のつながりは大事にした方がいいと実感しましたね。
営業活動とSNS発信
制作会社への営業メール、クラウドソーシングでの提案、Xでの発信。この3つを毎日のルーティンにしていました。成果がすぐに出るわけではないですが、続けていると少しずつ反応が返ってくるようになります。
特にXでの発信は、フリーランスとしての存在を知ってもらうための種まきとして効果的でした。「フリーランスになりました」「今日はこんな作業をしています」みたいな発信を続けていると、見てくれている人は意外といるんですよね。直接案件につながらなくても、「この人はちゃんと活動しているんだな」という信頼が積み重なっていきます。
一番不安だったこと【貯金が目減りしていく恐怖】
1ヶ月目で一番しんどかったのは、収入がないまま貯金が減っていくことです。家賃、光熱費、食費、通信費…支出は会社員時代と変わらないのに、入ってくるお金がほとんどない。通帳の残高が減っていくのを見るたびに、胃がキュッとなる感覚がありました。
人生でほぼ収入ゼロの状態を経験したのは2回目だったんですが、何度経験しても慣れないものですね。「本当にこの選択は正しかったのかな」と不安になることもありました。
ただ、孤独感やスキル不足への不安はあまり感じませんでした。スキルに関してはデイトラで1年間みっちり学んだ分が支えになっていましたし、SNSでフリーランス仲間とつながっていたおかげで孤独感も薄かったです。不安の正体は「お金」、これに尽きました。
よく「フリーランスは孤独」と言われますが、僕の場合はSNSやオンラインコミュニティのおかげで意外とそうでもなかったです。むしろ会社員時代より、同じ目標を持った人たちとつながれている感覚がありました。お金の不安さえ乗り越えられれば、精神面は意外と大丈夫だったというのが正直な感想です。
失業保険と貯金がなかったらたぶん心が折れていたと思います。辞める前の準備は本当に大事ですよ
会社員時代と比べて「よかった」こと
キツいことばかり書きましたが、フリーランスになってよかったこともたくさんありました。特に1ヶ月目から実感できたのはこのあたりです。
嫌いな人・嫌いな業務から解放された
これが一番大きかったですね。会社員時代は苦手な人とも毎日顔を合わせないといけないし、やりたくない業務でも「仕事だから」とこなす必要がありました。工場では17年間、自分では選べない環境の中で働いてきたので、その反動もあったかもしれません。
フリーランスになってからは、誰と仕事をするか、どんな仕事を受けるかを自分で選べる。この裁量権が自分にあるというのは、想像以上に精神的に楽でした。もちろん、選べるということは責任も自分にあるわけですが、それでも「自分で決められる」という感覚はすごく心地よかったです。
時間を全部自分の事業に使える
朝起きる時間が自由になったこと、通勤時間がなくなったこと。これだけで1日のうち2〜3時間が浮きます。工場勤務時代は朝4時に起きて朝活していましたが、フリーランスになってからはその時間もすべて自分の事業に使えるようになりました。通勤に費やしていた往復1時間もなくなって、その分をスキルアップや営業に充てられる。時間の使い方が根本的に変わりましたね。
フリーランスになって「キツかった」こと
良いことばかりではありません。フリーランスならではのキツさもありました。
時間管理ができないとダメ人間になる
いつでもできる、どこでもできる。これはメリットでもあるんですが、裏を返すと「やらなくてもいい」になりかねないんですよね。出社する必要がないので、起きる時間もバラバラになりがち。家から出なくてもいいので、気づいたら一日中パジャマだった…なんてこともありました。
慣れてくると、タイムスケジュールをかなりシビアに管理しないとダメ人間になってしまうなと感じました。僕は朝のルーティンを決めて、毎日同じ時間に起きて、着替えてからデスクに向かうようにしています。身だしなみも以前より意識するようになりましたね。誰にも見られないからこそ、自分で自分を律する必要がある。自由って、思った以上に自己管理力が試されます。
収入のパイプラインができるまでが孤独な戦い
営業しても、すぐに案件が来るわけではありません。提案を送って、返事を待って、面談して、見積もりを出して…。このプロセスが2〜3件並行して動いていても、どれも受注に至らないことがあります。「今月も収入ゼロかもしれない」という不安を抱えながら、それでも手を止めずに営業を続ける。この時期が一番しんどかったです。
1ヶ月目の自分に言いたいこと
今振り返って、1ヶ月目の自分に伝えたいことがあります。
「のんびりしてないで、さっさと動け」です。
当時の僕は「まぁ何とかなるでしょう」という謎のポジティブさがあって、営業にそこまで本腰を入れていませんでした。でも、なかなか成果が出ずに焦ることになるんですよね。最初から全力で動いていれば、もう少し早く案件のパイプラインを作れたんじゃないかと思っています。
スキル面は、AIもありますし、実案件をやりながら伸ばしていけば何とかなります。わからないことがあっても調べれば解決できる時代なので、スキル不足を理由に動かないのはもったいない。でも営業だけは、自分が動かないと何も始まらない。1ヶ月目から全力で種を蒔いておくことが、2ヶ月目・3ヶ月目の自分を助けてくれます。
まとめ
フリーランス1ヶ月目のリアルを、包み隠さずお伝えしました。
- 収入はほぼゼロ:失業保険と貯金で生活。案件のパイプラインができるまで時間がかかる
- やっていたこと:ポートフォリオ整備、既存クライアントへの報告、営業+SNS発信
- 一番の不安はお金:貯金が目減りしていく恐怖。辞める前の準備(失業保険・貯金)が大事
- よかったこと:嫌いな人・業務からの解放、時間の自由、裁量権
- キツかったこと:自己管理の難しさ、収入ゼロの中での営業活動
- 1ヶ月目の自分へ:のんびりしないで最初から全力で動け
フリーランス1ヶ月目はキラキラとは程遠い、地味で不安な日々でした。でも、あの1ヶ月があったからこそ今があると思っています。これからフリーランスになる方には、最初はキツくても「それが普通」だと知っておいてもらえたら、少し気が楽になるんじゃないかなと思います。
そしてひとつだけ伝えたいのは、辞める前の準備をしっかりしておくこと。失業保険の確認、数ヶ月分の生活費の貯金、副業での実績作り。この3つがあるかないかで、1ヶ月目の精神的な余裕がまったく違います。僕の場合はこのあたりの準備があったおかげで、なんとか乗り越えられました。

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