ポートフォリオをWordPressで作るべき理由と手順【フリーランスコーダーの体験談】

ポートフォリオサイトがないまま営業していた頃、何件提案しても返事がもらえませんでした。

「スキルはあるのに伝わらない」——この状態って、正直かなりもったいないんですよね。

僕自身、WordPressで自作テーマのポートフォリオサイトを作ってから、面談で「サイト見ました」と言われることが増えて、案件獲得の流れが変わりました。

ポートフォリオってそんなに大事なの?無料サービスじゃダメ?

僕の場合、WordPressで自作したことが「この人はWordPressサイトを作れる人なんだな」という証明になったんです。営業の武器としてかなり効きましたよ

この記事では、僕がWordPressでポートフォリオを作った体験談をもとに、なぜWordPressで作るべきなのか、載せるべきコンテンツ、クライアントの反応までまとめています。

この記事はこんな人におすすめ
  • ポートフォリオサイトをまだ持っていない人
  • HTMLで作ったポートフォリオから移行を考えている人
  • 実績が少なくて何を載せればいいか迷っている人
  • ポートフォリオ経由で案件を取りたい人
目次

なぜWordPressでポートフォリオを作るべきなのか

ポートフォリオサイトをどのツールで作るか、最初はかなり迷いました。

僕もはじめはHTMLで静的に作っていたんですが、途中でWordPressに作り替えたんですよね。

結果的にこの判断は正解だったと思っていて、理由は大きく3つあります。

WordPress案件が多いから「実績」になる

Web制作の案件を見ていると、WordPressを使ったサイト構築の依頼がかなり多いんですよね。

クラウドソーシングでも制作会社の下請けでも、WordPress対応を求められるケースが圧倒的に多かったです。

だからポートフォリオサイト自体をWordPressで作っておけば、それがそのまま「WordPressで構築できます」という実績になるわけです。

正直、これだけでも十分メリットがあると感じています。

WordPressサイト作りますと言って自分のサイトがHTMLだと説得力がない

これが僕がHTMLからWordPressに作り替えた一番の理由です。

たしかに、WordPress案件に提案するのに自分のサイトがHTMLだと微妙かも…

そうなんです。「WordPressサイト作れます」と言いながら、自分のポートフォリオがHTMLだと、やっぱり説得力に欠けると思ったんですよね

提案文で「WordPress対応可能です」と書いても、クライアントはまずポートフォリオを見にきます。

そこでWordPressのサイトが出てくるのと、HTMLの静的ページが出てくるのでは、印象がまるで違うと思うんですよね。

更新・実績追加が簡単

HTMLでポートフォリオを管理していた頃は、実績を1つ追加するだけでもHTMLファイルを編集してFTPでアップして…という手間がありました。

WordPressにしてからは、管理画面からサクッと実績を追加できるようになったんですよね。

ちなみに、僕はカスタム投稿タイプで「実績」を作っているので、新しい案件が終わるたびにすぐ反映できています。

ポイント: ポートフォリオは「一度作って終わり」ではなく、案件が終わるたびにアップデートし続けるものです。更新のしやすさは意外と大事な判断基準だと思います。

ポートフォリオに載せるべきコンテンツ

ポートフォリオに何を載せればいいか、最初は全然わからなかったんですよね。

他の人のサイトを色々見て、自分なりに「これは絶対あったほうがいい」と感じた要素をまとめてみました。

僕の場合、構成や内容は他のフリーランスのポートフォリオサイトを参考にしつつ、見せる順番や情報の出し方は自分なりに工夫しています。

ファーストビュー — アニメーションで技術力をアピール

ファーストビューは、サイトを開いた瞬間に目に入る部分なので一番こだわりました。

僕はここにアニメーションを入れていて、これが結構クライアントに刺さったんですよね。

「この人はコードが書ける人なんだ」とファーストビューだけで判断してもらえるので、インパクトは大きいと感じています。

自分がギリギリ実装できそうなことをあえて入れてみるのもおすすめです。

対応範囲・スキル・実績(架空でもOK)

クライアントが一番知りたいのは「この人は何ができるのか」なので、対応範囲とスキルは明確に載せておくのが大事だと思います。

僕が載せているスキル・対応範囲
  • HTML / CSS / SCSS / JavaScript
  • WordPress(自作テーマ・既存テーマカスタマイズ)
  • レスポンシブデザイン対応
  • Figmaからのコーディング
  • サーバー設定・ドメイン取得サポート

実績については、最初のうちは架空案件やスクールの課題を載せていました。

大事なのは「実案件があるかどうか」よりも「何ができるかを具体的に見せること」だと思っています。

お客様の声・稼働時間・連絡手段

スキルだけでなく、仕事を頼みやすいかどうかが伝わる情報も重要です。

僕は稼働時間や連絡手段(チャットワーク・Slack・メールなど)を明記しています。

お客様の声は、案件が増えてきたタイミングで許可をもらって掲載しました。

正直、スキルは「できて当然」と見られる部分もあるので、それ以外のコンテンツを充実させたほうが差別化になると感じています。

趣味や前職 — 意外と話が広がる

これは最初「いるかな?」と思っていたんですが、載せてよかったコンテンツの1つです。

僕は趣味のキックボクシングや、前職の工場勤務17年のことを書いています。

趣味とか前職って、仕事に関係ないのに載せる意味あるの?

これが意外とあるんですよ。面談の時にキックボクシングの話で盛り上がることがかなり多くて、アイスブレイクになるんです

人と仕事をする上で「この人と話しやすそう」と思ってもらえるのは、スキル以上に大切なことだと感じています。

ポートフォリオを見たクライアントの反応

実際にポートフォリオを公開してから、クライアントからどんな反応があったのか気になる方も多いと思います。

僕の場合、面談の前に「ポートフォリオ見ました」と言ってもらえることが増えて、ちゃんと見られているんだなと実感できました。

ここでは特に印象的だった反応を3つ紹介しますね。

ファーストビューのアニメーションでエンジニアと判断された

これは正直、一番嬉しかった反応です。

ファーストビューにアニメーションを入れていたおかげで、クライアントから「エンジニアさんなんですね」と言われたことがありました。

コーダーとしてはアニメーションを実装しただけなんですが、技術がわからないクライアントからすると「動くサイトを作れる=技術力がある」と判断してもらえるんですよね。

ポイント: ファーストビューのインパクトは想像以上に大きいです。自分がギリギリ実装できるレベルのアニメーションを入れておくと、技術力のアピールと自分のスキルアップの両方になります。

趣味(キックボクシング)で話が広がった

ポートフォリオに趣味を載せていたおかげで、面談の場で「キックボクシングやってるんですね!」と話題を振ってもらえることがかなり多かったです。

Web制作の面談って、お互いに少し緊張するんですよね。

そういうときに仕事以外の話で場が和むと、その後の打ち合わせもスムーズに進みやすくなると感じています。

たしかに、いきなり仕事の話だけだと堅くなりそう

そうなんです。趣味の話から人柄が伝わると「この人に任せてみようかな」と思ってもらいやすくなるみたいですよ

サイト解析で見ると実績ページの閲覧が多い

Googleアナリティクスでアクセスを見てみると、実績ページの閲覧数が一番多いことがわかりました。

やっぱりクライアントは「この人はどんなサイトを作ってきたのか」が一番気になるんだと思います。

だから実績ページは定期的に更新して、最新の状態を保つようにしています。

ちなみに、実績の見せ方も大事で、ただスクリーンショットを並べるだけでなく「どんな要件で何を担当したか」を添えるとクライアントの参考になりやすいです。

作る時に苦労したこと

WordPressでポートフォリオを作ると決めたものの、実際に取り掛かってみるとけっこう苦労しました。

特にデザイン面で悩む時間が長くて、正直コーディングより大変だったかもしれません。

同じように悩んでいる方の参考になればと思い、僕がハマったポイントをまとめてみました。

デザインセンスがなくて悩んだ

これが一番の壁でした。

僕はコーダーなので、Figmaで渡されたデザインを再現するのは得意なんですが、「ゼロからデザインを考える」のは全くの別スキルなんですよね。

デザイナーじゃないのに自分でデザインするの大変そう…

正直、かなり大変でした。でも最終的には「参考サイトのいいとこ取り」で乗り越えました。完全オリジナルを目指す必要はないと思いますよ

色の組み合わせやレイアウトの配置など、デザインの正解がわからなくて手が止まる時間がとにかく長かったです。

凝ったサイトは参考にしづらい

参考サイトを探そうとWebで検索してみると、出てくるのはプロのデザイナーが作った凝ったサイトばかりなんですよね。

「こんなの作れないよ…」と心が折れそうになったことが何度もありました。

ただ、全体を真似するのではなく、ポイントポイントで参考にするのは十分にできると気づいてからは楽になりました。

たとえば「このサイトのファーストビューの構成だけ参考にしよう」「この配色だけ取り入れよう」といった感じです。

まず「誰に見せたいか」とテーマカラーを決めると楽になった

デザインで迷走していた僕を救ったのが、「誰に見せたいか」を最初に決めるというアプローチでした。

ターゲットが決まると、雰囲気やトーンが自然と絞れるんですよね。

僕の場合は制作会社とエンドクライアントの両方を意識して、信頼感のある落ち着いたカラーを選びました。

おすすめの進め方: ①ターゲットを決める → ②テーマカラーを2〜3色に絞る → ③レイアウトは参考サイトから「ポイントで」拝借する。この順番で進めると、デザインセンスに自信がなくてもそれなりのサイトが作れます。

実績がない時はどうする?

ポートフォリオを作ろうとして一番最初にぶつかる壁が「載せる実績がない」問題だと思います。

僕も最初はまったく同じ状態でした。

でも実績がゼロでもポートフォリオは作れるし、むしろ作るべきだと思っています。

ポートフォリオサイト自体を実績にする

これは意外と見落とされがちなんですが、ポートフォリオサイトそのものが「WordPress自作テーマで構築しました」という実績になるんですよね。

クライアントからしても、目の前に実物があるので説得力が違います。

ポートフォリオサイト自体を実績にしていいの?

全然いいと思いますよ。むしろ「自分で設計・デザイン・コーディングまでやりました」と言えるので、アピールポイントになります

デイトラの課題や書籍で作ったサイトを載せる

僕はデイトラWeb制作コースで学んだので、課題で作ったサイトを実績として載せていました。

書籍やWebの初心者向けチュートリアルで作ったサイトでもOKだと思います。

大事なのは「作れるということを見せること」であって、実案件かどうかはそこまで重要ではないと感じています。

架空案件でもOK。大事なのは「何ができるか」を見せること

架空のクライアントを想定して作ったサイトを載せるのも、十分ありだと思っています。

たとえば「地元のカフェのサイトを想定して作りました」という感じで、ターゲットや要件を自分で設定して制作するんですよね。

実績が少ない時に載せられるもの
  • ポートフォリオサイト自体(自作テーマで構築)
  • スクールの課題で作ったサイト
  • 書籍やチュートリアルで作ったサイト
  • 架空クライアントを想定した制作物

クライアントが見たいのは「実案件の数」ではなく「この人に頼んだらどんなサイトができるのか」です。

だから実績の数が少なくても、1つ1つの見せ方を丁寧にすれば十分戦えると思います。

もっとこうすればよかったと思うこと

ポートフォリオを運用していく中で、「最初からこうしておけばよかったな」と思うことがいくつかあります。

完璧を目指す必要はないですが、これから作る方は参考にしてもらえると嬉しいです。

正直、営業を始めてから「ああ、あのページがあれば話が早かったのに」と感じることが多かったんですよね。

制作会社向けの専用ページを作っておけばよかった

制作会社に営業するときと、エンドクライアントに営業するときでは、見せたい情報が違うんですよね。

制作会社向けなら、連絡可能時間・活動内容・対応可能なスキルセットをまとめたページがあると便利です。

わざわざページを分ける必要ある?

分けておくと「この方はうちと仕事する準備ができてるな」と思ってもらいやすくなるんです。提案文にそのページのURLを貼るだけでいいので、営業の効率もかなり上がりますよ

初めてHP作る人向けのフロー解説ページも欲しかった

エンドクライアント、つまり初めてホームページを作りたいという方には、制作の流れやできること、HPを持つメリットをわかりやすく伝えるページがあると良かったと思っています。

Web制作が初めての方にとっては、「何から始めればいいかわからない」というのが本音なんですよね。

そこに「お問い合わせ → ヒアリング → デザイン → コーディング → 公開」というフローを図で見せてあげるだけで、安心感がまるで違うと思います。

ターゲット別にページを分けると案内がスムーズ

結局のところ、ターゲット別に専用ページを用意しておくと、営業時の案内がめちゃくちゃ楽になるんですよね。

「制作会社の方はこちら」「初めてHPを作る方はこちら」とURLを分けて案内できるだけで、話の進み方がスムーズになります。

今から作る方へ: 最初から完璧にページを分ける必要はないですが、「自分が営業する相手は誰か」を意識してコンテンツを用意しておくと、後から楽になります。僕は後から作り足して結構大変だったので、最初から考えておけばよかったと思っています。

まとめ

ポートフォリオは、フリーランスコーダーにとって「名刺」であり「営業ツール」です。

最後に、この記事の要点を振り返っておきますね。

この記事のまとめ
  • WordPressで作ればポートフォリオ自体が「WordPress構築できます」の実績になる
  • 載せるべきはスキルだけでなく、趣味・前職・稼働時間など「人柄」が伝わる情報
  • ファーストビューのアニメーションは技術力の証明としてインパクト大
  • 実績ページの閲覧数が一番多い。定期的な更新が重要
  • デザインに迷ったら「誰に見せたいか」を決めてテーマカラーを絞る
  • 実績ゼロでも、ポートフォリオサイト自体・課題・架空案件で十分戦える
  • ターゲット別に専用ページを作っておくと営業がスムーズになる

ポートフォリオがあるかないかで、案件獲得のハードルは大きく変わると実感しています。

まだ持っていない方は、まずWordPressで自作テーマのポートフォリオに挑戦してみてください。

案件獲得までの流れをもっと知りたい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。

あわせて読みたい

未経験からWeb制作で初案件を取るまでにやったこと

クラウドソーシングの提案文の書き方【テンプレ付き】

未経験から工場勤務→Web制作フリーランスになるまでの全記録【ロードマップ】

デイトラWeb制作コースを選んだ理由と正直な感想

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

37歳でWeb制作フリーランスに。
地方の工場で17年過ごした後の転身を過程を含め公開しています。
AI、ガジェット、2chまとめが好き。

コメント

コメントする

目次